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駅のホーム・駅の構内の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
土間の上に古びたまま建っているような港の駅
林芙美子 / 新版 放浪記
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(閉園間際の観覧車)どの箱にも乗客の姿はない。たくさんの空っぽの箱が、くるくると無為に空中を回転しているだけだ。まるで世界そのものが尻すぼみの終局に近づいているみたいに。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
枯桑の中に石垣の膚を聳 え立たしている亀山の城。
岡本かの子 / 東海道五十三次
千葉の刑務所は町からはなれたところにあって、旧陸軍の小兵舎の改造をしたものだった。近くに新築の小住宅がぼつぼつと建っていたが、以前の荒野の面影は残っていた。その代り外界を防ぐ高いコンクリート塀はなく、米軍の施設のように金網が周囲にめぐらされているだけだった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
港では船がはいって来たのか、自動車がしっきりなしに店の前を走って行く。
林芙美子 / 新版 放浪記
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