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(憂鬱な人生)夕日を見ること以外に、気晴らしが何もなかったのです。
※備考※ 訳:浅岡夢二
サン=テグジュペリ / 星の王子さま ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
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波乱万丈・辛い人生(日々)
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前後の文章を含んだ引用
......結果、これほど大きな絵になったのでしょう。6ああ、星の王子さま! ぼくは、少しずつ、君のメランコリックな人生のことを理解していったのでした。長いあいだ、君には、夕日を見ること以外に、気晴らしが何もなかったのです。ぼくがそのことを知ったのは、四日目の朝でした。そのとき、君はこう言いました。――ボクは夕日を見るのが好きなんだ。ねえ、夕日を見に行こうよ……。「夕日を見るには、......
単語の意味
憂鬱(ゆううつ)
夕日・夕陽(ゆうひ)
憂鬱・・・気分が落ち込んだ状態。重苦しい気分。メランコリー。
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
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久間 十義 / ヤポニカ・タペストリー amazon
かつては──と僕は思った──僕も希望に燃えた まともな 人間だった。高校時代にはクラレンス・ダロウの伝記を読んで弁護士になろうと志した。成績も悪くなかった。高校三年のときには「いちばん大物になりそうな人」投票でクラスの二位になったこともある。そして比較的きちんとした大学の法学部にも入った。それがどこかで狂ってしまったのだ。  僕は台所のテーブルに頰杖をつき、それについて──いったいいつどこで僕の人生の指針が狂いはじめたかについて──少し考えてみた。でも僕にはわからなかった。とくに何か思いあたることがあったというわけではないのだ。政治運動で挫折したのでもないし、大学に失望したのでもないし、とくに女の子に入れこんだというのでもない。僕は僕としてごく普通に生きていたのだ。そして大学を卒業しようかという頃になって、僕はある日突然自分がかつての自分でなくなっていることに気づいたというわけだ。  きっとそのずれは最初のうちは目にも見えないような微小なものだったのだろう。しかし時が経過するに従ってそのずれはどんどん大きくなり、そしてやがてはそもそものあるべき姿が見えなくなってしまうような辺境に僕を運んできてしまったのだ。
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