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彼女は首を横に振った。髪止めのリボンからこぼれた後れ毛が、かぼそく光って見えた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:55% 作品を確認(amazon)
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首を振る
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......。」 彼女はほんのり笑って、わたしにシュガーポットを勧めてくれた。「今でもあの中学に勤めていらっしゃるんですか。」「いいえ。事情があって、やめてしまったの。」 彼女は首を横に振った。髪止めのリボンからこぼれた後れ毛が、かぼそく光って見えた。 食い込むとか膿むとかもがくとかいう残酷な言葉を彼女が口にすると、それらはロマンティックな言葉のように響いた。生徒がすっかり下校してしまった後の図書室で、植物図......
単語の意味
後れ毛(おくれげ)
首・頸・頚(くび)
後れ毛・・・耳ぎわや襟足あたりの、短くて結い上げきれずに残っている垂れた毛髪。遊び毛(あそびげ)。「遅れて生えてきた毛」という意味。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
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聞きわけのない子どもみたいに かぶり を振った
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
受け流すように首を振った。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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