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一つの風の塊が舞いあがり、スカートが翻る。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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はためく・翻る
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前後の文章を含んだ引用
......わたしは一本の曲線になってしまう。ずっと曲線のままでいたい。輪郭だけの自分になりたい。自分の内部を残らず放棄してしまいたい。息苦しいような願いがこみ上げてくる。一つの風の塊が舞いあがり、スカートが翻る。わたしもさえもあの人も持っていない、たっぷりと熟れたふくらはぎが覗く。わたしと同じような若い女。硬いヒールがアスファルトを叩く。車のクラクションや店から漏れるB......
単語の意味
翻す(ひるがえす)
翻す・・・1.さっとひっくり返す。軽やかなに裏返しにする。
2.態度を急に変える。
3.風が旗などをひらひら揺らす。なびかせる。
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裾前が、風に動いて、黄色な裏地を見せていた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
風が彼のオーバーの裾をはたいた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
長い髪が、ふるえる肩のところで吹きすさぶ強い春風にさらされて踊っていた。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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寒い風が 刈田 を 渡って 吹いた。
志賀 直哉 / 山科の記憶「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
清冽 な風が、どこからかかすかに吹いているのを感じた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
もう夜を呼ぶばかりの凩
梶井基次郎 / 冬の日
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