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夕方の商店街は西日のトーンで統一されていた。 異国のバザールのように。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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夕方
商店街・アーケード
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前後の文章を含んだ引用
......「何となく。」「そう?」「あーあ、怒られるかな。」「泣かれるよりいいわよ。あきらめてとにかくお帰り。」 店の前で弟と別れた。 その足でバイトに向かうことにした。夕方の商店街は西日のトーンで統一されていた。 異国のバザールのように。 金星が寒い夕空に光っていた。「大安売り」と赤と白に染めぬかれたのぼりが次々にはためいて、道をふちどっていた。 その、バス停までの十分間に、子供を産むということ......
単語の意味
トーン
西日(にしび)
トーン・・・1.色や音の微妙なぐあい。
2.全体から感じられるぐあいや雰囲気。
2.全体から感じられるぐあいや雰囲気。
西日・・・西に傾いた太陽の光。とくに、真夏の変わらず衰えない夕方の日差しについていう。
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坂道を横に貫く1本の古い商店街
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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冬の宵のしんしんとした凍てた空洞のような静謐
芝木 好子 / 女ひとり amazon
そこだけは星が光っていないので、雲のある所がようやく知れるぐらい思いきって暗い夜だった。
有島武郎 / 或る女
部屋の中の家具に塗ってあるニスが濡れ色になって来て、銀色の金具は冷たく曇った。もうたそがれだ。
岡本かの子 / 巴里祭
モノクロ写真のような通りに、ぽつんと赤いポストだけが浮き上がって見える。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
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別人かと思った。髪の毛が短いせいじゃなくって、何だか印象がまるで違う
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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