TOP > 風景表現 > 室内のようす > 室内に差し込む光
あけ放した障子からかわいた暖かい光線が畳の表三分 ほどまでさしこんでいる
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
室内に差し込む光
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......を隔てた隣の部屋に案内した。 けさまで客がいたらしく、掃除は済んでいたけれども、火鉢 だの、炭取りだの、古い新聞だのが、部屋のすみにはまだ置いたままになっていた。あけ放した障子からかわいた暖かい光線が畳の表三分 ほどまでさしこんでいる、そこに膝 を横くずしにすわりながら、葉子は目を細めてまぶしい光線を避けつつ、自分の部屋を片づけている女中の気配 に用心の気を配った。どんな所にいても大事な金目 なも......
単語の意味
光線(こうせん)
光線・・・光のすじ。光の線。差してくる光。
ここに意味を表示
室内に差し込む光の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ズボンもプレスがされていて、そこに窓から差しこんだ黄昏の陽が染みのようにあたっていた。
遠藤 周作 / 影法師 amazon
このカテゴリを全部見る
「室内のようす」カテゴリからランダム5
大きな窓から陽がいっぱい入って、テーブルのうえもまぶしい。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
「晴れ・曇り」カテゴリからランダム5
銅(あかがね)を磨いたような朝日が、遠くの榎の大樹を染めていた。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
烈々とした太陽が、雲を裂き空を裂き光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
室内のようす の表現の一覧
晴れ・曇り の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ