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水が砂に染みるようにして消えていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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消える
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前後の文章を含んだ引用
......涙?」 頰に触れた俺の指先に、水滴がのっている。 なぜ? 理由が分からず、手のひらで目元をぬぐう。さっきまでの黄昏の景色も、婆ちゃんの言葉も、そうしているうちに水が砂に染みるようにして消えていく。 ぴろりん。 枕元でスマフォが鳴る。もうすぐ着くよー。今日はよろしくね♡ 奥寺先輩からのLINEだ。 着く? なんのことだ……? と、俺はハッとする。「まさかま......
単語の意味
砂(すな)
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
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ただ右から左に消えてゆく。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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