土はコンクリートと違って軟らかい。固まってしまったコンクリートは死んでいるが、土は生きている。そこに草が育ち、木が実る。
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土・砂・泥
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単語の意味
土(つち)
土・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
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土・砂・泥の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
倒れた身体の上に雲のような土がどっと落ちてきた
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
土が凍り、硬質ゴムのようにかたくなる
司馬 遼太郎 / 殉死 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
「だって、なんかどんどん変わっていくんだもん。せっかく見つけた遊び場も、すぐ工事現場になっちゃうし。引っ越してくる前の街はそんなことなかったもん。なんか変。生き物みたい」
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
広大な、赤とも白ともつかない地面が延々と広がる
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
ブーンという都会特有の鈍い唸り(地下鉄の列車、ハンバーガーを焼く音、高架道路の車の音、自動ドアが開いたり閉まったりする音、そんな無数の音の組み合わせだ)が辺りを被っていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
眼下にはF市の街が灰色の大きな獣のように 蹲 まっている。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
朽ちかけた小さな祠のそばに、注連縄の巻かれた杉が二本そびえている。そのあいだからのびるのは、獣道かと見まごう小道だ。細い道は、山の奥へ奥へとつづいているようだった。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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