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才能が映画「レナードの朝」のように、長い年月の間病気のせいで眠り続けていたが、ある日ふっと覚醒してまるで元気なときと同じように生き生きと動き回れる
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......折ノック一つ響かないひからびた部屋が何日も続くこともある。今日だ。遠い人たちも近い人たちも、私からまったく離れた場所に逆さまになって小さく歪んでいる。 たとえば才能が映画「レナードの朝」のように、長い年月の間病気のせいで眠り続けていたが、ある日ふっと覚醒してまるで元気なときと同じように生き生きと動き回れる、でも短い時期を終えるとまた昏睡に入るものだとしたら、私はいますぐその才能とやらの可能性の芽を重しをつけて、もう二度と浮上できないよう深泥池に沈めて、池のほとり......
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時間がどこかで跳躍したみたいに、意識が覚醒したときには何もかもが既に起こってしまっていた。前置きもなく、状況はそっくり次の段階に移っていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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眼隠しされた奔馬(ほんば)のような無知さで、前後も考えず有無なく結婚してしまった。
嘉村 礒多 / 業苦 amazon
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