TOP > 暮らしの表現 > 健康・体調・病気 > 疲れる・疲労感
ジーンと音でもしていそうな疲れ切った(足)
志賀直哉「暗夜行路 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
疲れる・疲労感
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......高い洋風の段々と云い、この不調和な生々しい座敷の様子と云い、芝居の仲の町とは大分趣の異ったものだと謙作は思った。彼は多少落ちつかない気持で、柱に背を寄せかけて、ジーンと音でもしていそうな疲れ切った膝から下を立膝にし、抱えていた。 女将と入れ代って眼の細い体の大きな、象のような印象を与える女中が茶道具を持って入って来た。「小稲と云う人は居るかい」物馴れた調......
ここに意味を表示
疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
疲れが濡れて重い外套(がいとう)のように躰を包む
大江 健三郎 / 死者の奢り amazon
痺れを感じていた。疲労はピークを迎えているに違いなかった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
アパートに帰ると部屋は真暗だった。上り口に腰をかけると急に疲労がこみあげてきた。彼女はしばらくの間、靴もぬがず、膝を両手でかかえてじっとしていた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
脚が棒のようになるという言葉が、まったく実感のある形容だということもわかりました。
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
このカテゴリを全部見る
「嫌い」カテゴリからランダム5
不機嫌なときの彼女はすごく露骨な 仏頂面 をする。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
頭の芯 が乾燥 びたような、一種名状の出来ない疲労を覚える
夢野久作 / ドグラ・マグラ
感情表現 大カテゴリ