本心は藻の蔭の金魚のように、見え透いてる
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 作品を確認(amazon)
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本音・胸中・手の内
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単語の意味
透く(すく)
透く・・・隙間ができる。隙間を通して向こうが見える。何かを隔てた状態で中や向こう側が見える。
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彼は彼女と並んで歩きながら、彼女の心が、全く彼の方向にはなく、どこか彼女の体の内の深いところにずり落ちているのを感じていた。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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