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俺はもがくのだ。納得なんて一生絶対にしてやるもんか──神さまにけんかを売るような気持ちで、俺はひととき、強くつよくそう思う。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:79% 作品を確認(amazon)
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運命に逆らう・運命を変える
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前後の文章を含んだ引用
......どまでに酷い場所ならば、俺はこの寂しさだけを携えて、それでも全身全霊で生き続けてみせる。この感情だけでもがき続けてみせる。ばらばらでも、もう二度と逢えなくても、俺はもがくのだ。納得なんて一生絶対にしてやるもんか──神さまにけんかを売るような気持ちで、俺はひととき、強くつよくそう思う。自分が忘れたという現象そのものも、俺はもうすぐ忘れてしまう。だから、この感情一つだけを足場にして、俺は最後にもう一度だけ、大声で夜空に叫ぶ。「君の、名前は?」 ......
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