TOP > 暮らしの表現 > 人間関係・地位 > 虎の威を借る狐


カテゴリ検索 単語の意味
白河の頭の上に、車椅子を押す秘書係、高木真奈美の端正な顔がある。彼女の大きな瞳が、白河のもう一つの目であるかのように大部屋を見渡していく。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 ページ位置:96% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
虎の威を借る狐
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......籠もった。「お前の指示だったのか」 小さな間の後、粕谷の口が歪むように動いた。「……違います」 呆気なく局長が落ちた。「じゃあ誰だ?」 大部屋は静寂に包まれた。白河の頭の上に、車椅子を押す秘書係、高木真奈美の端正な顔がある。彼女の大きな瞳が、白河のもう一つの目であるかのように大部屋を見渡していく。 悠木の視界の隅に、もぞもぞと体を動かす稲岡の気配があった。出るしかないと思った。悠木は硬い足を前に振り出した。と、背後で声が上がった。「みんなでやりました」 ......
単語の意味
端整・端正(たんせい)
端整・端正・・・1.(「端整」「端正」共に)姿や形や動作などが正しくてきちんとしていること。また、そのさま。
2.(「端整」のみ)顔だちが美しく整っていること。また、そのさま。
「端」は「形や姿勢がきちんと整っている」さまをあらわす字。
ここに意味を表示
虎の威を借る狐の表現・描写・類語(人間関係・地位のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「人間関係・地位」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
人間関係・地位 の表現の一覧 
暮らしの表現 大カテゴリ
表現の大区分