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面長おもながに出来上っている。ただたてに長いのなら世間にその例もすくなくないが、この子のは横に長いのである。いかに流行が変化しやすくったって、横に長い顔がはやる事はなかろう。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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面長な顔
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前後の文章を含んだ引用
......した。とん子の顔は南蛮鉄なんばんてつの刀のつばのような輪廓りんかくを有している。すん子も妹だけに多少姉の面影おもかげを存して琉球塗りゅうきゅうぬり朱盆しゅぼんくらいな資格はある。ただ坊ばに至ってはひとり異彩を放って、面長おもながに出来上っている。ただたてに長いのなら世間にその例もすくなくないが、この子のは横に長いのである。いかに流行が変化しやすくったって、横に長い顔がはやる事はなかろう。主人は自分の子ながらも、つくづく考える事がある。これでも生長しなければならぬ。生長するどころではない、その生長のすみやかなる事は禅寺ぜんでらたけのこが若竹に変化する勢で大きくな......
単語の意味
面長(おもなが)
面長・・・顔が長めなこと。好人物であること。

1.顔が上下に長めなこと。また、そのさま。
2.お人よしであること。おめでたいこと。また、そのさま。
3.気持ちや態度がのんびりしていること。間が抜けていること。また、そのさま。
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