初夏の薫風
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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夏
微風・そよ風
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前後の文章を含んだ引用
......のだ。 こうしたわけで、六十に近くなったいまも、私はクリーム・ソーダが好きである。 初夏ともなれば、映画の試写の帰りに、ふっとクリーム・ソーダが食べたくなる。 初夏の薫風と、アイス・コーヒーとクリーム・ソーダは、私にとって、「切っても切れない……」 ものなのである。 そんなとき、私は銀座の松坂屋の裏通りの清月堂へ足を運ぶ。 ここ......
単語の意味
初夏(しょか・はつなつ)
初夏・・・ 夏の初め。陰暦4月の異名。孟夏(もうか)。首夏(しゅか)。
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夏の表現・描写・類語(夏のカテゴリ)の一覧 ランダム5
やわらかな新緑に体ごと染まってしまいそうな初夏
竹西寛子 / ひとつとや amazon
(真夏の)真昼に近い銀座は、古いフィルムのようにあたりがひっそりと背景にへばりついている。
林 真理子 / ワイン「最終便に間に合えば (文春文庫)」に収録 amazon
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微風・そよ風の表現・描写・類語(風のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夏の終りを告げるすらりとした風がビルのあいだを滑り抜けて、通勤帰りの女の子たちのスカートを揺らせていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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「夏」カテゴリからランダム5
山にさえぎられて日照時間が少ない神去村では、梅雨になると太陽の存在を忘れてしまいそうになる。冬のシベリアかっていうぐらい、インインメツメツとしてくる。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
「風」カテゴリからランダム5
胸の中をふきぬけるような風の音
梅崎 春生 / 桜島 amazon
砂漠を吹き過ぎる風が額に触れていく。《…略…》風は謎めいた暗示を 孕んだまま、遠いどこかからきてもっと遠いどこかへと音もなく去っていく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
旗がハタハタと風にはためく音が聞えた。
小林多喜二 / 蟹工船
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