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(大切な人が音信不通になり原因が自分の言動かもという不安で)体の中の何かが欠落して、そのあとを埋めるものもないまま、それは単純な空洞として放置されていた。体は不自然に軽く、音はうつろに響いた。
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頭の中が真っ白・茫然自失
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単語の意味
虚ろ・空ろ・洞ろ(うつろ)
体(からだ)
虚ろ・空ろ・洞ろ・・・1.空洞(くうどう)。空っぽ。中身が何もないこと。
2.心が空っぽになり、生気がないさま。表情がボーっとして気持ちがないさま。
2.心が空っぽになり、生気がないさま。表情がボーっとして気持ちがないさま。
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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それから三日間、僕はまるで海の底を歩いているような奇妙な日々を送った。誰かが僕に話しかけても僕にはうまく聞こえなかったし、僕が誰かに何かを話しかけても、彼らはそれを聴きとれなかった。まるで自分の体のまわりにぴったりとした膜が張ってしまったような感じだった。その膜のせいで、僕はうまく外界と接することができないのだ。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
頭の中が真っ白になり、それが少しずつ元に戻るのにずいぶん長い時間がかかった
村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート(タクシーに乗った男) amazon
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