けむりか霧のやうな白いぼんやりしたもの
宮沢賢治 / ひかりの素足 ページ位置:9% 作品を確認(青空文庫)
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曖昧・はっきりしない
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前後の文章を含んだ引用
......日光の棒もだいぶ急になりました。 向ふの山の雪は青ぞらにくっきりと浮きあがり見てゐますと何だかこゝろが遠くの方へ行くやうでした。 にはかにそのいたゞきにパッとけむりか霧のやうな白いぼんやりしたものがあらはれました。 それからしばらくたってフィーとするどい笛のやうな声が聞えて来ました。 すると楢夫がしばらく口をゆがめて変な顔をしてゐましたがたうとうどう......
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気まずさも淡白にしか浮かんでこなかった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
春の夜の朦朧たる月影を見るように、そこはかとなき終りを告げた
舟橋 聖一 / 白薊 amazon
「すべて曖々然 として昧々然 たるかたで行くつもりかね」
夏目漱石 / 吾輩は猫である
けむりか霧のやうな白いぼんやりしたもの
宮沢賢治 / ひかりの素足
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阿弥陀如来のようにボーッとしていた
島田 雅彦 / ドンナ・アンナ amazon
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