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中空には生徒の数に劣らない沢山の赤トンボが、まるでなにかの図案のように群れ飛んでいた。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに 作品を確認(amazon)
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トンボ
大量に・たっぷり・たくさん
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単語の意味
中空(ちゅうくう)
中空・・・1.何も遮(さえぎ)るもののない、空の中ほど。なかぞら。中天。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
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トンボの表現・描写・類語(秋のカテゴリ)の一覧 ランダム5
空には赤とんぼが、江戸の秋を染めている
吉川英治 / 無宿人国記
杉林の前には、数知れぬ蜻蛉の群が流れていた。たんぽぽの綿毛が飛んでいるようだった。
川端 康成 / 雪国 amazon
漆のような真黒な羽のひらひらする、繊(ほそ)く青い、たしか河原蜻蛉(かわらとんぼ)とも言った
泉 鏡花 / 縷紅新草 amazon
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大量に・たっぷり・たくさんの表現・描写・類語(量のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「量」カテゴリからランダム5
(ポストはどこにでもある)ポストはどこにでもあり、かつ捜そうとするとなかなか会えない。心細い街角に不意にあったり。晴れた日も雨の日も夜中も、世界中に、まるで夜空の月がすべての水に映るようにポストはある。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
「秋」カテゴリからランダム5
庭の朝顔の葉が弱まった日差しにカサカサと鳴って、秋の音を伝えだす
連城三紀彦 / 十三年目の子守唄「恋文」に収録 amazon
やんまが一疋 止まって、羽を山形に垂れて動かずにいる。
森鴎外 / 阿部一族
エゾマツの葉が緑のまま落ちるとき、音階にならない音がする。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
「昆虫・虫」カテゴリからランダム5
裏の丘陵は一ぱい蝉時雨で、丘が動き出しそうだ。
岡本 かの子 / やがて五月に「岡本かの子全集〈4〉 (ちくま文庫)」に収録 amazon
(みみず)暗い土の上に水のような色でも広がるように、じいいという煙のような声が立ち浸みている。
鈴木 三重吉 / 桑の実 amazon
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