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からからと音を立てるほど凍り果てた仕事着
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:70% 作品を確認(青空文庫)
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凍る・凍結する
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前後の文章を含んだ引用
......や妹の心づくしを君はすぐ感じてうれしく思いながら、持って帰った漁具――寒さのために凍り果てて、触れ合えば石のように音を立てる――をそれぞれの所に始末すると、これもからからと音を立てるほど凍り果てた仕事着を一枚一枚脱いで、竈 のあたりに掛けつらねて、ふだん着に着かえる。一日の寒気に凍え切った肉体はすぐ熱を吹き出して、顔などはのぼせ上がるほどぽかぽかして来る。ふだん......
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麻のロープが鉄管でも握るように、バリ、バリに凍えている。
小林多喜二 / 蟹工船
寒さのために凍り果てて、触れ合えば石のように音を立てる
有島武郎 / 生まれいずる悩み
水が硝子板をしいたように凍る
宮沢 賢治 / なめとこ山の熊 amazon
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「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
泡のように消え去った
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
その電話を無視して寝てしまうことも、ひとつの選択肢としてあった。《…略…》しかし電話のベルはそこにあるあらゆる選択肢を叩き潰すかのように、いつまでも鳴り止まなかった。このまま夜が明けるまで鳴り続けているかもしれない。彼はベッドから起き上がり、何かに足をぶっつけながら受話器を取った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
飄々 風(ひょうひょう、かぜ)のごとき変動
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
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