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縁側に腰をかけて日向ひなたぼっこをしていると、黒い土の上から、モヤモヤとかげろうがのぼっている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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ひなたぼっこ
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前後の文章を含んだ引用
......るけれど、なにくそ! たまには米の五升も買いたいものだと笑う。お母さんは近所の洗い張りでもしようかと云うし、私は女給と芸者の広告がこのごろめについて仕方がない。縁側に腰をかけて日向ひなたぼっこをしていると、黒い土の上から、モヤモヤとかげろうがのぼっている。もうじき五月だ。私の生れた五月だ。歪んだガラス戸に洗った小切れをベタベタ張っていたお母さんは、フッと思い出した様に云った。 「来年はお前の運勢はよかぞな、今年はお......
単語の意味
日向(ひなた)
陽炎(かげろう・ようえん)
土(つち)
腰(こし)
縁側・緣側(えんがわ)
日向・・・太陽の光が当たっている場所。⇔日陰。
陽炎・・・春や夏の穏やかな日に、透明の炎のような揺らめきが地面からユラユラと立ちのぼる現象。局所的に密度の違う空気が混じることで、光が異常屈折して起こる。
・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
縁側・緣側・・・1.家の座敷の外側についている、庭に面した細長い板敷きの部分。和風住宅の独特の構造。
2.カレイやヒラメなどの魚のヒレやエラ付近の肉。うまいものとしてすし屋などで出される。
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