里い山高帽、チョビ髭-まるでチャップリンが出世をしたような男である。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
口ひげ
帽子・かぶり物
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
ちょび髭(ちょびひげ)
髭・鬚・髯(ひげ)
ちょび髭・・・鼻の下に、ちょびりと[=わずかに]生やしたひげ。鼻の下に、少しばかり生やしたひげ。チャップリンひげ。
髭・鬚・髯・・・主に男性の、口・顎(あご)・頬(ほほ)のあたりに生える毛。顎ひげや頬ひげであることを強調する場合は、それぞれ「鬚」「髯」を使う。動物では、口のあたりに生える長い毛をいう。
ここに意味を表示
口ひげの表現・描写・類語(ひげのカテゴリ)の一覧 ランダム5
鼻の下に歯刷子(はぶらし)みたいな髭を生やし
小沼 丹 / 汽船 amazon
八の字の尾に逆 か立 ちを命じたような髯
夏目漱石 / 吾輩は猫である
このカテゴリを全部見る
帽子・かぶり物の表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
帽子を被るほど寒さを感じた事はない
夏目漱石 / 吾輩は猫である
お釜を逆さに伏せたような山高帽子
胡桃沢 耕史 / ごきぶり商事痛快譚 (1) amazon
彼は今、その大きい頭におよそ 不 釣合いな小さい 水兵帽 を 兜巾 のように 戴いているのだ。 咽 はそのゴム 紐 でしめ上げられていた。
志賀 直哉 / 真鶴「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「ひげ」カテゴリからランダム5
好き勝手にのびている髭が、ちょうど寝心地のいいクッションのようになって口元を守っていた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
フランス髭 を両顎 近くまで太く捻 っている
岡本かの子 / 母子叙情
ひげを生やし、若さを隠そうとしているのかもしれない
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
カトリックの神父のように頬髯を生やした
大仏 次郎 / 宗方姉妹 (1954年) amazon
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
服装からも、様子からも、落魄 というような一種の気分が漂っていた。
有島武郎 / 或る女
今までしめていたネクタイは、テーブルの上に置いてみると、思っていた以上にくたびれて見えた。気がつかないまま続けていた不適切な習慣のようにも見える。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
制服の垣(人名)は、有刺鉄線のように、ひきしめられ、とげとげしくなった。
武田泰淳 / 風媒花 amazon
同じカテゴリの表現一覧
ひげ の表現の一覧
服装・身なり の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ