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令嬢などは自尊自信の念から骨も肉も皮まで出来ていて、何でも男子に負けないところが敬服の至りだ。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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見栄っ張り・虚栄心が強い
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前後の文章を含んだ引用
......年だけあって、おおいに当世流の考を開陳かいちんしておいて、敷島しきしまの煙をふうーと迷亭先生の顔の方へ吹き付けた。迷亭は敷島の煙くらいで辟易へきえきする男ではない。「仰せの通り方今ほうこんの女生徒、令嬢などは自尊自信の念から骨も肉も皮まで出来ていて、何でも男子に負けないところが敬服の至りだ。僕の近所の女学校の生徒などと来たらえらいものだぜ。筒袖つつそで穿いて鉄棒かなぼうへぶら下がるから感心だ。僕は二階の窓から彼等の体操を目撃するたんびに古代希臘ギリシャの婦人を追懐するよ......
単語の意味
至り(いたり)
敬服(けいふく)
至り・・・1.物事の行き着くところ。これ以上ない状態。極限。
2.その結果。それゆえに。「若気の至り」
敬服・・・感心して尊敬すること。
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