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(樹木が)まるで痒みに耐えかねる犬のようにその身をくねらせ
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......パートの窓をぜんぶきちんと閉めてまわった。窓をぜんぶ閉めてしまうと、風の音はもう殆んど聞こえなくなった。窓の外では無音のうちに樹木が──ヒマラヤ杉と栗の木だ──まるで痒みに耐えかねる犬のようにその身をくねらせ、雲のかけらが目つきの悪い密使のように大急ぎで空をかけぬけ、向いのアパートのベランダでは何枚かのシャツが置き去りにされた孤児のようにビニールのロープにぐるぐると......
単語の意味
痒み(かゆみ)
犬・狗(いぬ)
痒み・・・自分の皮膚を掻きたいという衝動を引き起こす、不快な感覚。
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
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広津 和郎 / やもり「広津和郎全集〈第1巻〉小説 (1973年)」に収録 amazon
『高品質、低価格宣言』という赤い垂れ幕が、デパートの壁で波うつ。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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