私は若いのに、かさかさに乾いている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:76% 作品を確認(青空文庫)
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肌の乾き・湿り
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......。女だけがびんぼうなくじを引いていると云った姿なり。一生子供なンかほしくないと思う。子供は何度も可愛いくしゃめをしている。 八銭で買った足袋にも穴があいている。私は若いのに、かさかさに乾いている。ずんぐりむっくりだ。今戸焼の狸 みたいだ。どうせそんなものよ。ねえ、カンノン様。私はあんたなんか拝む気はないのよ。もっと苛 めて下さい。御利益と云うものは金持ちに進......
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肌の乾き・湿りの表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
肌は乾いた汗の塩分でざらつき、その上にも体内の水分が蒸発するため、ヒリヒリとした痛みさえおぼえてくる
中山義秀 / テニヤンの末日 amazon
(肌は)粉を吹いたように乾燥している。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
(皮膚は)いつも香油で拭ったような潤いがあった。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
熱帯植物の果実のようにねっとりした肌
円地 文子 / 渦 amazon
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ココア色に日焦 けしている。
岡本かの子 / 渾沌未分
(若者の肌)拭き残したうなじの水滴が、張りのある皮膚にはじかれていた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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