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前に立って廊下を歩いていく彼女の歩幅は広く、靴音は誠実な鍛冶屋が早朝から立てる音のように硬く、的確だった。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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足音・靴音
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......ひとつぶん好意的になっていた。そこにはアポイントメントなしでボスが会う相手に対する、敬意と親しみが込められていた。おそらくそういうケースはあまりないのだろう。 前に立って廊下を歩いていく彼女の歩幅は広く、靴音は誠実な鍛冶屋が早朝から立てる音のように硬く、的確だった。廊下には不透明な厚いガラスでつくられたドアがいくつか並んでいたが、その奥からは、話し声や物音はまったく聞こえなかった。電話のベルが休みなく鳴り響き、ドアがしょっ......
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鍛冶(かじ・かぬち・たんや)
鍛冶・・・金属を鍛(きた)え治(なお)してよりよくすること。金属を打ちきたえていろいろの道具を作ること。また、それを仕事とする人。「金打(かねうち)」が変化した「かぬち」が由来。「鍛冶(かじ)」は当て字。
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(敵の射撃が終わって)熱苦しい沈黙が、戦線に蔽いかぶさる
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon関連カテ静けさ・静寂黙る・沈黙
ガラスケースの中にいるような静けさ
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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カタ、コトと靴音をならして
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
ヒールが駐車場のアスファルトに打ち付けられる音
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