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ベンチにもたれるようにして座っているのが遠くでもはっきり見え、腰でもお尻でもなく背中で座っている
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:1% 作品を確認(amazon)
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疲れる・疲労感
寄り掛かる・もたれる・身を預ける
座り姿勢
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前後の文章を含んだ引用
......、新幹線が色々を吐く大きな音によろけるくらいに圧されながらも、すぐに巻子らを見つけることが出来た。 見るからにぐだぐだになった二人が、たくさんの利用客にまぎれてベンチにもたれるようにして座っているのが遠くでもはっきり見え、腰でもお尻でもなく背中で座っている二人は、一見してまわりとの意気の差がとてもはなはだしい様子、そこだけ色が違って見えるわ、なぜか非常に血色悪いように見え、だらり垂れきっているのを発見し、やあやあ......
単語の意味
背中(せなか)
腰(こし)
尻・臀・後(しり)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
尻・臀・後・・・1.腰のうしろ下部で、肉が豊かについている部位。座るときや腰をかけるときに下に位置するところ。肛門(こうもん)と尾てい骨がある辺り。尻(けつ)。臀部(でんぶ)。御居処(おいど)。
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
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洪水のように疲れが躰(からだ)の中へ流れこむ
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
干された雑巾のようにくたびれる
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
(遊び疲れる)ぼろぼろになるまで遊んだ
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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彼のたくましさを全身に浴びたい
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
ガードレールにもたれる。硬くてひんやりした感触が足を伝う。
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座り姿勢の表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
五月人形のように股を八の字に開いて腰をかけ
永井 荷風 / ぼく東綺譚 amazon
(椅子に座り、)机の上にうつぶせになって、親鳥が巣を守るみたいに紙屑の山を腕で抱え込んだ。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
右の脚 の上へ左の脚をのせたまま
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嫉妬はまるで女の皮膚のようなもので、あらゆる女は子供の時からそれをみがきたてながら成長するのである。
森田 たま / もめん随筆〈続〉 amazon
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松毛虫をつまんだようにぞっと背すじへ走る
森田 たま / もめん随筆 amazon
抵抗不可能な疲労感に捕らえられてしまう。これ以上動くことも考えることもしたくない。その場にしゃがみ込んでしまいそうになるのを、なんとかベンチまで戻り、腰を下ろす。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(暗い病室で)患者たちが 蝙蝠 のようにベッドから這いおりたり、這いのぼったりしていた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
椅子を二つ並べてコックはぐうぐう眠っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
渚では逆巻く濃藍色の背景の上で、子供が二人湯気の立った芋を持って紙屑のように坐っていた。
横光 利一 / 春は馬車に乗って amazon
豚のようにゴロゴロしていた
小林多喜二 / 蟹工船
打ちひしがれた獅子のように腹這う
横光 利一 / ナポレオンと田虫 amazon
(横になって考える)毛布に身を埋ずめて黒い虚空を睨んだ。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
ホンヤクと云う事は飯を煮なおして、焼飯にする事かな。
林芙美子 / 新版 放浪記
夜空に向かって体を思いっきり伸ばす。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
岡本かの子 / 金魚撩乱
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