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(その詩は)まるでもう子供の一文菓子のようにロマンチックで、感傷的で、私の浅い食慾を嘲笑ちょうしょうしているようである。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
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空腹・餓え・お腹が鳴る 俳句・短歌・詩
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前後の文章を含んだ引用
......いた恭ちゃんがこの頃つくった詩だと云って、それを大きい声で私に朗読してくれた。激しい飛び散るようなその詩を聞いていると、私一人の飢えるとか飢えないとかの問題が、まるでもう子供の一文菓子のようにロマンチックで、感傷的で、私の浅い食慾を嘲笑ちょうしょうしているようである。まさしく盗む事も不道徳ではないと思えた。帰って今夜はいいものを書こう。コウフンしながら、楽しみに私は夜風の冷たい町へ出て行った。
星がラッパを吹いている。 突きさした
......
単語の意味
感傷(かんしょう)
感傷的(かんしょうてき)
嘲笑(ちょうしょう)
文(もん)
感傷・・・心を痛めること。心が感じやすく、傷つきやすいこと。
感傷的・・・心が感じやすく涙もろいさま。センチメンタル。
嘲笑・・・相手をあざけり笑うこと。馬鹿にして笑うこと。
・・・1.模様。紋(もん)。
2.字。字で書いた文章。また、呪文(じゅもん)や経文(きょうもん)の略。
3.銭(ぜに)を数える語。江戸時代には、寛永通宝1枚を1文(もん)とした。
4.(もともと一文銭を並べて数えたところから)足袋底の長さの単位。また、履物の長さの単位。1文は文銭の直径である約2.4センチメートル。
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