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マイクを頰張るかのように顔を近づけ唾を飛ばし
又吉 直樹 / 火花 ページ位置:0% 作品を確認(amazon)
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マイク
近づく・距離を縮める・接近する
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前後の文章を含んだ引用
......会場を目指し歩いて行く人達に向けて漫才を披露していた。 中央のスタンドマイクは、漫才専用のものではなく、横からの音はほとんど拾わないため、僕と相方の山下は互いにマイクを頰張るかのように顔を近づけ唾を飛ばし合っていたが、肝心な客は立ちどまることなく花火の観覧場所へと流れて行った。人々の無数の微笑みは僕達に向けられたものではない。祭りのお囃子が常軌を逸するほど激しく......
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決まってカラオケが設置されていて、ビルの中身はどこでもわんわんわんとマイクの音の余韻の響き
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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近づく・距離を縮める・接近するの表現・描写・類語(距離のカテゴリ)の一覧 ランダム5
威圧感を与えない程度に近寄る
吉田修一「悪人」に収録 amazon
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うるさくつきまとう小蠅みたいに、いつも近くにいる
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
皆、指を揃へた程に、小さく見えた。
芥川龍之介 / 芋粥
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
刷りが悪いので、天皇さまも皇太子も顔じゅうにひげをはやしたような工合に見える。
林芙美子 / 新版 放浪記
逆立ちしたピラミッドのような漏斗
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
最後の一服を頬が窪むほど吸ってから、陣治は火の点いたままの吸殻を窓から投げ捨てる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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