剥いてるうちに指の間から滴り落ちる甘露としゃきしゃきした歯触りはちょっとこたえられないほどの舌の幸せと言っていい
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梨
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単語の意味
甘露(かんろ)
歯触り(はざわり)
甘露・・・とても美味しいこと。甘くて美味しいこと。
歯触り・・・食べ物などを、歯で噛んだときの感触。歯で噛んだときの食べ物の感じ。
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梨の味、おいしさを伝える表現・描写(果物(フルーツ)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私の家の食卓を賑わしているのは「新高梨」という、子供の頭ほどもある、重さにすれば一個一キロ以上の、土佐特産の梨の品種である。
宮尾登美子 / 食べ物について(宮尾登美子全集14巻) amazon
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(すいかは)デザインもいい。 とにもかくにもまん丸、小細工一切なし。一見、デザインのことなどまるで考えていないようだが、どうしてどうして、夏の畑の日照りの中で、スイカはちゃんとそのことも考えているのである。 スイカは地肌の暗緑色、あの一色だけであっても誰にも文句を言われる筋合いはない。しかしそれではあまりに面白味がないし、第一陰気である。 そこで、その地肌に、黒のストライプのプリント柄を入れたらどうか、と、スイカは夏の畑の日照りの中で考えたのである。しかし直線のストライプでは、風船みたいで果物、野菜の感じがしない。 千葉、埼玉の雰囲気が出ない。 そこで考えついたのが、ストライプにギザギザをつけることであった。《…略…》内部の〝赤〟もデザイン的にすばらしい。一番外側の緑、ふちどりの白、そして圧倒的な容量を誇る赤、赤の中に点々と混じる〝画竜点々睛〟の黒い種。 このままで、そのまま絵になる。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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