草木のざわめきの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ザ、ザ、ザッ――と野分のように、男女のうしろで、草が鳴った。
吉川英治 / 野槌の百
樹々の葉が砂のように乾いた音をたてて鳴っています。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
音が耳の中に入り込んで苔のように張りつく
尾辻 克彦 / 父が消えた amazon
入り江の細波が岩浜の縁を洗う音
三浦哲郎 / 愛しい女 amazon
「植物」カテゴリからランダム5
雨が、水鳥の葉を滑るように重なり合う葉の上を滑り落ちる
長野 まゆみ / 銀木犀 amazon
海棠(かいどう)の花をながめ、今朝みた夢の血の色のようだ、などと思った。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
(床の上に、)真ッ赤な大輪の椿が一つ、お椀の蓋でもふせたように、ぽっくりと散っていた。
里見 トン / 椿「初舞台・彼岸花 里見トン作品選 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
門柱のように二本の丸太が立っている
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
鮮かな花々が植物というより動物のようにうごめいて彼女をねらっていたように感じられた
中村 真一郎 / 遠隔感応 amazon
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