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毎日のように考えてるのかも知れないや。体にしみついてる、呪いみたいに。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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考える・頭を回転させる
思い悩む・頭を悩ませる
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前後の文章を含んだ引用
......うだね、きっと一時期あの小説のことばっかり考えたことがあるから、共通項が多いんだ。だからこんなに話しやすいんだね。」「今も時々考えるわ。」 私が言うと、「僕も。毎日のように考えてるのかも知れないや。体にしみついてる、呪いみたいに。」 つぶやくような声で、彼が言ったのが心に残った。 再会を約束して、アドレスを交換して別れた。★ 今も時々考えることがある。庄司について。 高校生の私が彼を好き......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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考える・頭を回転させるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
意味不明の手つきとともに唸り始めた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
脳味噌の中の廻転が次第に静まって、やがてヒッソリと停止した。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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思い悩む・頭を悩ませるの表現・描写・類語(気分が晴れない・落ち込むのカテゴリ)の一覧 ランダム5
財前は、親指と中指で、両のこめかみ辺りを揉みはじめる。考えているときのいつもの癖だ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
彼の結論の茫漠 として、彼の鼻孔から迸出 する朝日の煙のごとく、捕捉 しがたき
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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(いろいろあって)長い一日だった、僕は思った。長く長く引き延ばされた一日。一日がかりでジェット・コースターに乗っていたような気がする。まだ体が揺れている。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
突然君ははね返されたように正気に帰って後ろに飛びすざった。耳をつんざくような鋭い音響が君の神経をわななかしたからだ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
すぐには、自分の置かれた状況を理解できなかった。うんと歳の離れたいとこが、十五年も音信不通だった後突然電話してきて、頼みたいことがあると言う。そういう事柄の一つ一つを、ゆっくりかみしめる時間が必要だった。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
僕はしばらくのあいだ頭をからっぽにして、その空白の中に何杯かのウィスキーを注ぎこんだ。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
臓腑 を抜かれたような絶望
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
ただそれだけで、宇宙ほどある心の中が、あっという間にいっぱいになる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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