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毎日のように考えてるのかも知れないや。体にしみついてる、呪いみたいに。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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考える・頭を回転させる
思い悩む・頭を悩ませる
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前後の文章を含んだ引用
......うだね、きっと一時期あの小説のことばっかり考えたことがあるから、共通項が多いんだ。だからこんなに話しやすいんだね。」「今も時々考えるわ。」 私が言うと、「僕も。毎日のように考えてるのかも知れないや。体にしみついてる、呪いみたいに。」 つぶやくような声で、彼が言ったのが心に残った。 再会を約束して、アドレスを交換して別れた。★ 今も時々考えることがある。庄司について。 高校生の私が彼を好き......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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頭が遠心分離器にかけられたみたいに旋回している
大庭 みな子 / 大庭みな子全集 第2巻 amazon
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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財前は、親指と中指で、両のこめかみ辺りを揉みはじめる。考えているときのいつもの癖だ。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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「さきがけ」という名前を耳にして、そこに秘められたとくべつな響きに反応したように、つばさが一瞬目を伏せた。しかしすぐに目を上げ、前と同じ表情のない顔に戻った。彼女の中で小さな渦のようなものが突然巻き起こり、そしてすぐに静まったように見えた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
ビールが出てくるまでに十分かかった。僕はそのあいだ椅子の肘かけの上で頰杖をついて目を閉じていた。何も思いつかなかった。目を閉じていると、何百人もの小人がほうきで頭の中を掃いているような音がした。いつまでたっても彼らは掃きつづけていた。ちりとりを使うことを誰も思いつかないのだ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
考えれば考えるほどわけがわからなくなる。自分の脳味噌が消費期限切れの豆腐でできているみたいに思えてくる。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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三人はちょっと毒気をぬかれて、申し合せたように本人の顔を見る。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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