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(くだもの屋)水蜜、青リンゴ、メロン、西瓜と、一時の軍需工場を見るように、やさしい弾丸の列が、色とりどりに並んださまは、新鮮そのものの美しさだ。
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 作品を確認(amazon)
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店・建物の佇まい・外観
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単語の意味
水蜜桃(すいみつとう)
水蜜桃・・・桃の品種の一つ。水気が多くて甘みが強い。
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果物(フルーツ)全般の味、おいしさを伝える表現・描写(果物(フルーツ)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ひとつなぎに剥きあげた果物の皮を蠅取り紙のように垂らす
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
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店・建物の佇まい・外観の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
豚小屋のような店
林芙美子 / 新版 放浪記
館が往時の古城のように深い木立の中にある
阿刀田 高 / ナポレオン狂 amazon
礼拝堂のシルエットが棺のように黒い
加賀 乙彦 / フランドルの冬 amazon
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「果物(フルーツ)」カテゴリからランダム5
口中一杯のスポンジ状のスイカの果肉が、口を閉じるにつれてシャワシャワとつぶれ、甘く冷たいジュースになり、口の底辺部にたまって舌がその中にひたされる。そいつを果肉と共にノドの奥のほうにゴクンと送りこんで飲みこむ。 このとき人間の口中は、圧搾式のジューサーとなっている。 スプーンを使うならば、ケーキ風に切らずに半切りにし、〝道路掘削工事風〟で食べることをお薦めしたい。 ガス管や水道管の工事、あの方式である。楽しさという点ではこれが一番といえる。 まん中を掘り進み、いやいやこっち側も少し掘削せねば、と思い、あれこれ手順を考え、工事現場を任された主任のような心境になる。底のほうから水が滲み出してくるところなども、道路工事に似ている。ときどき底のほうにたまった水を汲みあげなければ、と、主任の心境はいや増す。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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古い瓦屋根が慌てて化粧でもしたようにまぶしく光る
阿久 悠 / 瀬戸内少年野球団〈上〉 amazon
古ぼけた浪人のいるような家だ。電燈が馬鹿にくらい。どんなおばけが出て来るかと思った。
林芙美子 / 新版 放浪記
小路の突当りにある、古い、巨きな空箱のような建物
稲垣 足穂 / 弥勒 amazon
古い学生寮だ。鉄筋コンクリート三階建ての質素なデザインで、決して大きくはない。くすんだ窓ガラスやカーテンの黄ばみやひびの入った外壁の様子から、その古さが伝わってくる。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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