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吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:34% 作品を確認(青空文庫)
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波
うろつく・さ迷う・放浪する
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......して、きゅっと、帯を鳴らした。 「お仙、行って来るぜ。不味 かろうが、飯はひとりで食ってくんな」 「どこへ」 と、彼女の眼には不安があった。 「どこったって、べら棒め、白浪 の行く先がいえるもんけ」 とん、とん、とん、と梯子 を下りて行った。 「――秋だよ。治郎吉が金に乾 あがるなんてこたあ、近年珍しい秋かぜだ」 と、治郎吉は、自分のふところの空虚を嗤 いな......
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一めん波が菱立 って来た
岡本かの子 / 渾沌未分
さわさわさわさわと波がしらのあわつぶが美しい音楽を残して消えていく
灰谷 健次郎 / 海になみだはいらない amazon
青白いもの(波)が、大きい皺のように《…略…》縒(よ)れ縒れになって近づいて
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
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うろつく・さ迷う・放浪するの表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は二度ほど同じ道を廻り、
梶井基次郎 / 冬の蠅
あてのない探偵のようにうろうろ、まごついている
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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船は波の動揺のまにまに勝手放題に荒れ狂った。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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乱軍のような足音が甲板に沸き立つ
本庄 陸男 / 石狩川 amazon
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