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国際電話特有の、あの音がぷつぷつとぎれる感じ
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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電話で話す
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前後の文章を含んだ引用
......ベルが突然、私を眠りの底からたたきだした。「……もしもし?」 ベッドから腕を伸ばして受話器を取った私の耳に、「風美? 私よ、元気?」 という姉の低い声が響いた。国際電話特有の、あの音がぷつぷつとぎれる感じが私を目覚めさせた。「何、何かあったの?」 部屋はうす暗く静まりかえっていて、時計を見ると朝の5時だった。カーテンのすきまから見える夜明けの空は重いグレーだった......
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戦争のように追いつ追われつする砂ほこり
夢野久作 / ドグラ・マグラ
のめる。転ぶ。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
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「尾崎さん」と別の看護婦を呼んだ。あとは遠くなった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
マンションの電話は外国映画のようにベッドの脇に据えてあった。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
電話に出た若い男に名前を告げると、「ちょっとお待ちください」という声とともにオルゴールの「カノン」が流れ出した。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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