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(静かに腰を下ろす老人)老人は山の老樹のように、或いは 苔むした岩のように、この景色の前にただそこに置かれてあるのだ。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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座り姿勢 老人
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前後の文章を含んだ引用
......。又恐らく現在を考えているのでもあるまい。長い一生、その長い過去の色々な出来事を老人は憶い出しているのではあるまいか。否、それさえ恐らく、今は忘れているだろう。老人は山の老樹のように、或いは苔むした岩のように、この景色の前にただそこに置かれてあるのだ。そして若し何か考えているとすれば、それは樹が考え、岩が考える程度にしか考えていないだろう。謙作はそんな気がした。彼にはその静寂な感じが羨ましかった。 老人のいる......
単語の意味
老樹(ろうじゅ)
景色(けしき)
老樹・・・年老いた立ち木。老木(ろうぼく)。
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
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この演技力の乏しい男は、無能な狂言師のように素顔でぼう然とすわっている。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語(一)(新潮文庫) 国盗り物語(新潮文庫) amazon
肘掛け椅子に埋まってこれからのことを考えている
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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一日一日生命の力から遠ざかって行く老人
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座った上半身の高さや折れ曲がった両足の余り具合から、長身であるのは分かった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon関連カテ背が高い・長身座り姿勢
いじらしい程小さくしゃがんで
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