虫のように身体をちぢこませると、ほとんど同時に息をひきとった。
林 房雄 / 青年 (1964年) 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
死に方・死に様
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
縮こまる(ちぢこまる)
身体(しんたい)
縮こまる・・・体を丸くして小さくなる。緊張や寒さなどで、体や気持ちが小さくなる。
身体・・・人のからだ。肉体。
ここに意味を表示
死に方・死に様の表現・描写・類語(生と死のカテゴリ)の一覧 ランダム5
狡智長(こうちた)けやらぬ狐のように、山ぞいをのほほんと歩いていて、自分の無知ゆえに猟師に射たれるような死に方
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
放浪を続けて犬のように死ぬ
大庭 みな子 / がらくた博物館 amazon
轢死した彼は汽車の為に顔もすっかり肉塊になり、僅かに唯口髭 だけ残っていた
芥川竜之介 / 歯車
狐につままれたような味気ない死にざま
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
ユッコが雪みたいにひやっこくなって帰ってきただべさ
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「生と死」カテゴリからランダム5
木山省吾の死を知ったときには、すべてを失ったように慟哭した
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
巻かれていた時計のねじがだんだん緩んで、モーメントが限りなくゼロに近くなり、やがて歯車が最後の動きを止め、針がひとつの位置にぴたりと停止する。沈黙が降りる。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
同じカテゴリの表現一覧
生と死 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ