秋やや深き蛼(こおろぎ)の音が淋し気にふと聞こえる
二葉亭 四迷 / 其面影 作品を確認(amazon)
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蟋蟀(こおろぎ)
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単語の意味
蟋蟀・蛼(こおろぎ)
蟋蟀・蛼・・・1.コオロギ科の昆虫の総称。体はおもに黒褐色。長く発達した後ろ足を使って、よく跳ねる。雄は秋の夜に草むらや壁の隙間などで、コロコロと美しく鳴く。「蟋蟀」は「させ」「しっしゅつ」とも読み、意味は同じ。「きりぎりす」は古名。ちちろ。ちちろ虫。
2.エンマコオロギを指す場合もある。
2.エンマコオロギを指す場合もある。
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蟋蟀(こおろぎ)の表現・描写・類語(昆虫・虫のカテゴリ)の一覧 ランダム5
海老のような背をした、きたない蟋蟀(こおろぎ)
志賀 直哉 / 児を盗む話 (1948年) amazon
電球が鳴きだしたかと思われるような、すがれた蟋蟀(こおろぎ)の声
里見 トン / 極楽とんぼ―他一篇 amazon
こおろぎが寒げに鳴いている
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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「昆虫・虫」カテゴリからランダム5
環虫類も何だか虫の中では醜 い衰亡者 のように思える
岡本かの子 / 渾沌未分
あぶら蝉 、みんみん蝉、日光山がジイ――ッと啼いているようだ。
吉川英治 / 無宿人国記
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