たいくつ【退屈】①いや気がさすこと。だれること。②圧倒されること。へこたれること。③ひまで倦みあくこと。④映画、小説においては、内包する文学性の度合いに比例する、と誤解されることが多い。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:47% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
退屈・うんざり・味気ない
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......味があるのか?」「いいよ、どうせ暇つぶしなんだから」 慎一が嬉しそうに、「そうだよね、暇つぶしなんだ。ヒューマニズムじゃないんだ」と声を上げた。= 久遠 Ⅲ =たいくつ【退屈】①いや気がさすこと。だれること。②圧倒されること。へこたれること。③ひまで倦みあくこと。④映画、小説においては、内包する文学性の度合いに比例する、と誤解されることが多い。 久遠は後部座席に乗って、窓の外をじっと見ていた。「パチンコ屋の場所は分かるんだろうな」響野が、慎一に訊ねている。「大丈夫、北に走っていけばあるよ。お化け屋敷み......
単語の意味
だれる
圧倒(あっとう)
だれる・・・気持ちにしまりが無くなり、だらっとなる。緊張感を失う。退屈する。
圧倒・・・ひときわ優れた力を持っていること。他よりとても勝っていること。また、その力で相手を押さえつけること。
ここに意味を表示
退屈・うんざり・味気ないの表現・描写・類語(退屈のカテゴリ)の一覧 ランダム5
死ぬかと思うくらい退屈
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「退屈」カテゴリからランダム5
何度か二人とも時計を確認して、遅い時間になりつつあることに気づいていた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
長い愚にもつかない芝居
林芙美子 / 新版 放浪記
羊の群れにはまりこんだ狼のように目うつりする
安部 公房 / 第四間氷期 amazon
身体が綿のようになって昏睡病 にかかったような心持ちがした
夏目漱石 / 吾輩は猫である
同じカテゴリの表現一覧
退屈 の表現の一覧
退屈の感覚、精神的な反応
退屈の表情、リアクション
その他の退屈の表現
感情表現 大カテゴリ