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抱擁・抱き合う・抱きしめるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ちぎれんばかり尾を振って飛びかかる犬さながらの姿
里見 トン / 極楽とんぼ amazon
(子どもを抱擁)その両腕には、目の前にいるか弱い者をかばおうとする、いたわりがあふれていた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
彼と抱き合う度、私は言葉でない言葉を知った。親でもない自分でもない他人と近くにいることの不思議を思った。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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ゆっくりなめらかに掃除機の柄をスライドさせて、隅を掃除するときは壁にぶつけたりしないで、ぴったり角に掃除機の頭の角をはめて、掃除機が細かい音をたてながらごみを吸い込んでいくのを楽しむみたいにゆっくり動かして、一回で吸い込みつくす。あれって素敵。掃除機ってうるさいし、うまくついてこないし、椅子に引っかかったりすると、ホースを引っ張って力技で近くに寄せちゃったりするものなのに、あなたはよく訓練した犬みたいに掃除機をついてこさせて、とても静かに掃除するから、官能的な趣きさえあるよ
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
無駄のない美しい泳ぎだった。《…略…》しぶきも立てないし、無駄な音も立てない。肘が美しくすらりと宙に持ち上がり、親指から静かに入水する。決して急いではいない。求心的な静けさを保つことがその泳ぎの基本的なテーマになっている。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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