無風・風がないの表現・描写・類語(風のカテゴリ)の一覧 ランダム5
風の死んだ、むっとするほど静かな夕暮
林房雄 / 恐怖の花(双生真珠) amazon
珍しく風のない静かな晩だった。そんな夜は火事もなかった。
梶井基次郎 / 冬の日
ぼくらの前には池が広がっていた。風はない。水面に落ちた木の葉は、そこにぴたりと張りつけられたみたいなかっこうで浮かんでいた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
風はなく、足許のすすきはそよとも揺れなかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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冷々した風が音もなく萱の穂を動かす程度に吹いていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
海からあがって来た風
梶井基次郎 / 城のある町にて
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