TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 投げる・飛ばす


カテゴリ検索 単語の意味
右腕を思い切りバックスイングさせてから、配電盤を四十五度の角度で力いっぱい放り投げた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 ページ位置:54% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
投げる・飛ばす
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......「哲学の義務は」と僕はカントを引用した。「誤解によって生じた幻想を除去することにある。……配電盤よ貯水池の底に安らかに眠れ」「投げて」「ん?」「配電盤よ」 僕は右腕を思い切りバックスイングさせてから、配電盤を四十五度の角度で力いっぱい放り投げた。配電盤は雨の中を見事な弧を描いて飛び、水面を打った。そして波紋がゆっくりと広がり、僕たちの足もとにまでやってきた。「素晴しいお祈りだったわ」「あなたが作ったの?......
単語の意味
右腕(うわん・みぎうで)
右腕・・・1.(「うわん」「みぎうで」と読んで)右の腕(うで)。 ⇔ 左腕(さわん・ひだりうで)。
2.(みぎうでと読んで)もっとも有能で信頼できる部下。一番信頼している側近。右腕は大部分の人にとって利き腕であるので、「二つを比べてすぐれている方(=最も有能)」を意味する。
ここに意味を表示
投げる・飛ばすの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
腹を立てるとすぐに何かを投げつける
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ投げる・飛ばす怒りによる体の反応、リアクション
完璧な肩甲骨でシュートを打ち込む
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
石像のように往来に佇んで
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
噴飯するように笑った
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分