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男は二度ばかり角で立ち止まり、自信なさそうにあたりを見回し、電柱の住所表示を確認する。やがて歩調がいくぶん速くなる。きっと見覚えのある地域に戻ってきたのだろう。
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迷子・道に迷う
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単語の意味
幾分(いくぶん)
幾分・・・全体のうちの一部。ちょっと。少しだけ。
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迷子・道に迷うの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
三十分程して、わたしたちは道に迷っていることに気づいた。ミコトは車を歩道に寄せ、サイドブレーキを引いた。わたしはシートの下からロードマップを取り出して広げた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
自分の家のある方向を指さそうとしたが、いったいそれが正確にどちらの方向に位置しているのか僕にはわからなくなっていた。奇妙な角度に折れまがった曲り角をいくつも通り抜けてきたせいだ。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
いくら歩いても、よくわかる場所に出なかった。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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まるで記憶の繊細な溝を辿るようにそっと、キキの背中を撫でている
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
ラジオ体操をやっているような踊り
西木 正明 / 『幸福』行最終列車 amazon
フラッシュがひっきりなしに焚かれ、花火のような盛大さ
今 日出海 / 天皇の帽子 amazon
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