TOP > 風景表現 > 室内のようす > 庭・縁側・ベランダ


カテゴリ検索 単語の意味
いくら拭いても、砂が入って来て艶の出ないという白っぽい、かさっとした縁側
宮本百合子 / 明るい海浜 ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
庭・縁側・ベランダ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......しょ? いるとすきになるところよ、何だか落つくの」  庭に小松の繁茂した小高い砂丘をとり入れた、いかにも別荘らしい、家具の少ない棲居も陽子には快適そうに思われた。いくら拭いても、砂が入って来て艶の出ないという白っぽい、かさっとした縁側の日向で透きとおる日光を浴びているうちに陽子は、暫らくでもいい、自分もこのような自然の裡で暮したいと思うようになった。オゾーンに充ちた、松樹脂やにの匂う冬の日向は、......
単語の意味
艶(つや)
砂(すな)
縁側・緣側(えんがわ)
・・・1.物の表面に感じられる、なめらかで、美しく光る印象。
2.声などに張りがありなめらかで美しいこと。
・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
縁側・緣側・・・1.家の座敷の外側についている、庭に面した細長い板敷きの部分。和風住宅の独特の構造。
2.カレイやヒラメなどの魚のヒレやエラ付近の肉。うまいものとしてすし屋などで出される。
ここに意味を表示
庭・縁側・ベランダの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
芝生を敷きつめた立派な庭
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
猫の額ほどの庭
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon関連カテ庭・縁側・ベランダ狭い・窮屈
屋根だけの物置き場があって
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「室内のようす」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
室内のようす の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分