金属的な冷たい残響を耳の奥底に曳（ひ）く
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 作品を確認（amazon）
この表現が分類されたカテゴリ
余韻・残響
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
残響（ざんきょう）
残響・・・音が鳴り終わった後も、室内の壁などの反射によって、しばらく聞こえる音。鐘を打ち終えたあとも残って響く音。
ここに意味を表示
余韻・残響の表現・描写・類語（音の響きのカテゴリ）の一覧 ランダム５
濁った音が彗星の尾のようにぼうと耳朶（みみたぶ）にしばらく響く
夏目 漱石 / 門 amazon
道場に受身の音がつづき、その響きが池の面に縮緬のような波を立てた。
富田 常雄 / 姿三四郎 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム５
誰も電話には出ない。電話は死を予感した象のように何度か狂おしく鳴き叫び（32回というのが僕の数えた最高だ）、そして死んだ。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
全身に声がぎりぎりと銹（さ）びた錐（きり）のように刺し込んでくる
有吉 佐和子 / 三婆（水と宝石） amazon
（チェロ）弓をとって何とかラプソディとかいうものをごうごうがあがあ弾きました。
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ
