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部屋中を満たすなんともいえない空気にすら耐えられなかった。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:26% 作品を確認(amazon)
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雰囲気が悪い・重苦しい空気
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前後の文章を含んだ引用
......結も何もなく憂いだけが残りますといった感じで、オレは単純に苦手だなあと思った。礼生に誘われてうっかりその作品の上映会にも行ってしまったときは、作品の内容どころか部屋中を満たすなんともいえない空気にすら耐えられなかった。 大学の一室を黒いカーテンで囲っただけの上映室には、たまに誰かが出入りするので、明るくなったり暗くなったりして集中できなかった。オレは気がついたら足を投げ出して......
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家庭が枯れた畑のように感じられた。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
班内は全く陰うつで残忍な洞窟のようなところとなった。
野間 宏 / 真空地帯 amazon
その日の夕食のメニューにとってつけたように加わった野菜サラダの味を私は一生忘れられないと思う。重い味だった。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
店のざわめきが瞬間冷凍されたみたいにぴたりと止み
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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白けに白けて、空気がアイヴォリイ・ホワイトに近くなる
小林 信彦 / 神野推理氏の華麗な冒険 amazon
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