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反感を沈黙に表して
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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無視する・相手にしない
怒りによる体の反応、リアクション
黙る・沈黙
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前後の文章を含んだ引用
......、親切らしいお為ごかしの云いかたを、又してもする。彼女はいきなりつきとばすように、 「ちっとも邪魔じゃなかってよ、面白くてよかったわ」 と憎らしく口答えした。佃は、反感を沈黙に表して、着物を着換えに行った。伸子は、愛情からでなく、腹立たしさ、厭さ、憎らしさ、それらの感情で対手から離れられず、自分も佃の後を跟 いて行った。本当は横田に対して、彼......
単語の意味
反感(はんかん)
反感・・・相手の考えや言動に対して反対する気持ち。
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無視する・相手にしないの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
無視する。椅子にすわったまま、お帰り、も言わない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
聞こえなかったはずはないのに、邦彦は武内の言葉を無視して法善寺への細道を歩いて行った。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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怒りによる体の反応、リアクションの表現・描写(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
シューッという音が泰山の脳天からし始めた。怒り心頭である。
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
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黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
沈黙を拳で突き破るような勢いで、いらだたしく言う
永井 路子 / 朱なる十字架 amazon
羊男は黙った。彼からそれ以上の言葉を引き出すのは不可能であるように思えた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
夏美さんが突然、言葉を止めた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
訛りは残したまま、なんとか標準語に近づけようという努力の感じられる言葉つき
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
冷酷な検事が求刑を前にして急に愛想がよくなるように、言葉に丸みを持たせる
武田泰淳 / 風媒花 amazon
「怒り」カテゴリからランダム5
熱湯を頭からかぶったように真っ赤になる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
「安心する」カテゴリからランダム5
(考えるのをやめる)やがて眠気の混じった物憂い無関心が十和子を包み込む。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「性格・態度」カテゴリからランダム5
貴族のお嬢様が貧民窟を訪れたように威張り散らす
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 amazon
涙の出るようないいひと
林芙美子 / 新版 放浪記
(図太い)神経が荒縄でできている
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
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