TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 文字を書く・執筆する
TOP > 暮らしの表現 > 道具・家具 > 手紙・はがき・便箋
鉛筆をなめり、なめり書いた手紙
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:32% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
文字を書く・執筆する
手紙・はがき・便箋
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......積船が来たら托送 しようと、同じ苗字 の女名前がその宛 先きになっている小包や手紙が、彼等の荷物の中から出てきた。そのうちの一人の荷物の中から、片仮名と平仮名の交った、鉛筆をなめり、なめり書いた手紙が出た。それが無骨な漁夫の手から、手へ渡されて行った。彼等は豆粒でも拾うように、ボツリ、ボツリ、然 しむさぼるように、それを読んでしまうと、嫌 なものを見てしまった......
ここに意味を表示
文字を書く・執筆するの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
手紙・はがき・便箋の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
竜一郎から手紙が来た。ある退屈な真昼に、ポストに入っていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
(身代金の)要求文は、新聞の文字を切り抜いたものを貼って記されていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
すすり上げながら、まっ白に積んだ雪の上にうずくまってしまった、立ち続ける力さえ失ってしまって。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
炎のように髪を振り立てて踊り狂う
白洲 正子 / 能の物語 amazon
「言葉・話」カテゴリからランダム5
(演劇の脚本を書く)彫刻を削るように無駄を排除して言葉を整え、一秒一秒の見せ方さえも限界まで可能性を探った。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
煙たく息苦しくなるような言葉がもやもやと立てこめる
本庄 陸男 / 石狩川 amazon
ペンを小刻みに走らせて
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
「道具・家具」カテゴリからランダム5
ス・フというのは、あのころ登場して戦時中を風靡した人絹、ステープル・ファイバーというもので、悲しいくらい水に弱い布地だった。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
鉋をかけると粗い材木がくるくると渦巻き状の屑を吐いて、白木の柱に変わる。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
言葉・話 の表現の一覧
道具・家具 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ