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たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかくった山雀やまがらに逃げられたように思いました。
宮沢賢治 / 風の又三郎 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......「わあい、けんかするなったら、先生あちゃんと職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかくった山雀やまがらに逃げられたように思いました。 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山のかやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎い......
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山雀(やまがら)
山雀・・・シジュウカラ科の小鳥。部位ごとに黒・白・くり色・灰色など様々な羽色をもつ。日本各地の山林にすみ、昆虫などを食べる。人家の近くにも飛んでくることもある。飼育が容易。学習能力が高いので芸を仕込むことができる。昔は、おみくじを引かせる芸を神社の縁日などで見かけた。
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