波が点々と泡立つ黒い海と突堤の影のむこうに、銀朱色に滾(たぎ)り、爛れるような富士が浮んでいる。
田久保 英夫 / 海図 作品を確認(amazon)
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富士山
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単語の意味
銀朱(ぎんしゅ)
朱色(しゅいろ)
銀朱・・・水銀を焼いて作った赤色の顔料。黄みの強い赤色。
朱色・・・橙(だいだい)色に近い赤色。朱肉の色に似た、少し黄色がかった赤色。
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富士山を見ろ 北斎 の描いたかつてのお前の姿の中に 若々しいお前の火花を見たけれど 今は老い朽ちた土まんじゅう
林芙美子 / 新版 放浪記
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山々が蠑螈(いもり)の背のように黒い
志賀 直哉 / 焚火 (1953年) amazon
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