TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夕方
輪郭の光ったビルがずらっとそびえていて、ギラギラと西日が 射していて
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......と夕方会って昔のことを話し込んでいたら、一人になるのが恐ろしくて別れられなくなり、家まで送ってもらってしまった。 じゃあね、と別れようとしてふと街を見渡したら、輪郭の光ったビルがずらっとそびえていて、ギラギラと西日が射していて、とてつもなく大勢の人間ががやがやとウインドウのまえを流れていて、何が何だか、どこに帰ろうとしているんだかわからなくなってしまったのだ。 私が帰ろうとしていると......
単語の意味
西日(にしび)
西日・・・西に傾いた太陽の光。とくに、真夏の変わらず衰えない夕方の日差しについていう。
ここに意味を表示
夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夕陽がだんだん燃えたって来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時
太宰治 / 走れメロス
小さな家々の小窓に夕暮の陽がか あっと照りつけていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
紗 のかかったように 昏れなずむ町
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
ポールの影は、夕陽が沈むにつれて淡く 混沌 と、競技場の芝生の中に 滲んで行きつつあった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ